オフィスの窓際は、午後になると西日で席の温度が上がります。冷房を強くしても、窓際の席だけ暑い。そんな悩みを抱える担当者は少なくありません。
さらにオフィスでは、パソコン画面への映り込みや、外から室内が見えることも気になります。自宅用の厚手カーテンを選ぶと、昼間も暗くなって照明代がかさむこともあります。
この記事では、オフィス用の遮熱カーテンを選ぶ基準を整理し、6商品の向き不向きを正直に書き分けます。なお、SNSでも「西日の強い部屋では付けたあと涼しく感じる」という声が目立ちます。一方で「閉め切ると風が通らず暑さが残る」「猛暑では室温があまり下がらない」という指摘もあります。遮熱カーテンは冷房を助ける道具であり、これ単体で暑さを消すものではない前提で読み進めてください。

遮熱カーテンの選び方|失敗しない4つの判断基準
1. 遮光タイプか、レースタイプか
オフィスでは、日中に自然光を残せるレースタイプが基本です。照明を点けずに済み、風景も完全には遮りません。
遮光1級(遮光率99.99%以上)の厚手カーテンは、暑さを抑える力は強めです。ただし室内がかなり暗くなります。向くのは、仮眠室・映像を使う会議室・倉庫のような場所です。
2. 遮熱の根拠を見る
遮熱レースは、繊維の構造や特殊な加工で、日射の熱を室内に入れにくくします。商品名の「温度差-〇℃」などの数値は、メーカーが特定の条件で測った値です。自分のオフィスで同じ差が出る保証はありません。
数値は商品同士を比べる目安にとどめましょう。窓の向きや、ガラスの種類で結果は変わります。
3. 外からの視線を抑えられるか
オフィスの窓は、通りや隣のビルから見えやすいものです。「透けない」「遮像」「外から見えにくい」と書かれた商品なら、日中の視線をやわらげられます。
ただし、夜に室内を明るくしたときは、レースでも影や人の動きが見えやすくなります。夜間まで残業がある職場は、この点を覚えておいてください。
4. サイズ・枚数・取り付け方法
オフィスの窓は大きいことが多く、既存のレールやブラインドとの併用もあります。幅と丈は、窓寸法に合わせて必ず測ってください。
商品によって、1枚入りと2枚組があります。幅100cm×2枚なら、片開き1窓または両開きに近い使い方ができます。幅90cmの小さめサイズは、小窓や部分的な対策向きです。
5. 洗えるか・防炎の表示があるか
人が出入りするオフィスでは、ほこりや手あかが付きます。洗濯機で洗えるかは、手入れの手間に直結します。
また、ビルや店舗の用途によっては、防炎表示のあるカーテンの使用が求められます。今回の商品名では防炎性能の有無を確認できません。購入前に、商品ページの仕様と、ビル管理者のルールを必ず照合してください。

スペック比較表
| 商品名 | タイプ | サイズ・枚数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| クモリ レースカーテン(幅150cm) | レース | 幅150×丈198cm・1枚入 | 透けない・遮熱保温・UVカット |
| Hansleep カーテン | 遮光(1級) | 2枚組 | 遮光度99.99%・断熱・防音 |
| クモリ 遮熱保温 レース(幅100cm) | レース | 幅100cm・丈は商品ページで確認 | UVカット率約85%・洗える |
| カーテン研究所 プレーンレース | レース | 幅100×丈198cm・2枚組 | 遮像・遮熱保温・洗える |
| グラススクエア アルミ遮熱 | アルミ遮熱 | 幅90×丈180cm・2枚組 | 酷暑対策・冷房効果UPをうたう |
| テイジン レースカーテン | レース | 2枚組 | 日本製・外から見えにくい・節電 |
遮熱カーテンのおすすめ6選
クモリ レースカーテン 透けない UV カット 遮熱 保温 アジャスターフック付 幅150cm× 丈198cm 1枚入
View on Amazon →
幅150cmの1枚入りで、幅の広い窓に1枚で対応しやすいレースです。「透けない」「UVカット」「遮熱保温」をうたい、アジャスターフックで丈の微調整もできます。
良い点
- 幅150cmで、広めの窓にも合わせやすい
- 透けにくさと遮熱の両方を狙える
- アジャスターフックで取り付け後の丈調整ができる
気になる点
- 1枚入りのため、窓の数が多いと枚数の計算が必要
- 大きな窓は、サイズが合うか事前に確認が必要
こんな人におすすめ
中規模の窓が複数ある、小さめのオフィスや個室向けです。視線対策と暑さ対策を両方したい人に合います。
Hansleep カーテン 遮光度99.99% かーてん 1級遮光 厚手 断熱 防寒 防音 2枚組
View on Amazon →
レースではなく、1級遮光の厚手カーテンです。光をほぼ通さず、断熱・防寒・防音もうたいます。日射を強く遮りたい部屋向けです。
良い点
- 遮光度99.99%で、日射をほぼ遮れる
- 断熱・防音の機能も期待できる
- 2枚組で両開きの窓にそろえやすい
気になる点
- 日中も室内が暗くなり、通常の執務室には不向き
- 閉め切ると風通しが悪く、こもりやすい
こんな人におすすめ
仮眠室、映像・プロジェクターを使う会議室、強い西日を避けたい個室に向きます。通常の執務スペースの第一候補にはなりません。
クモリ 遮熱保温 レースカーテン UVカット率 約85% 透けない 省エネ 断熱 洗える フック付 幅100cm×丈19
View on Amazon →
UVカット率約85%をうたう、幅100cmのレースです。「透けない」「省エネ」「洗える」と、事務所で使いやすい要素が並びます。丈の数字は商品名で途中までしか確認できないため、購入前に商品ページで必ず確認してください。
良い点
- 洗えるため、手入れの負担を抑えやすい
- UVカット率が約85%と、数値が明示されている
- 幅100cmで、窓の数に合わせて枚数を調整しやすい
気になる点
- 丈が窓に合うか、商品ページでの確認が必須
- UVカット率は約85%で、完全に遮るタイプではない
こんな人におすすめ
窓の数や幅がまちまちで、枚数で調整したい人向けです。洗濯を前提に使いたい職場にも合います。
カーテン研究所≪遮熱・保温・遮像プレーンレース ホワイト≫ 幅100cm x丈198cm 2枚組 UVカット 洗える
View on Amazon →
遮熱・保温に加え、「遮像」をうたう白のプレーンレースです。幅100cm×丈198cmの2枚組で、1窓を両開きにそろえる使い方ができます。
良い点
- 遮像機能で、外からの視線をやわらげやすい
- 無地の白で、オフィスの内装になじむ
- 2枚組で、洗濯もできる
気になる点
- 幅100cmの2枚組で、大きな窓は枚数が必要
- 夜に室内を明るくすると、人影が見える可能性はある
こんな人におすすめ
通りに面した窓があり、視線対策と遮熱を両立したい職場向けです。見た目を重視する受付・応接スペースにも向きます。
グラススクエア アルミ遮熱 カーテン 幅90X丈180cm 2枚組 酷暑対策 冷房効果UP 断熱 温度差-22.9℃
View on Amazon →
アルミ加工の遮熱カーテンで、「酷暑対策」「冷房効果UP」をうたいます。幅90cm×丈180cmの2枚組で、小さめの窓向けのサイズです。
良い点
- 日射を反射する構造で、遮熱の狙いがはっきりしている
- 温度差の数値が示され、比較の目安にしやすい
- 2枚組で、小窓なら両開きにできる
気になる点
- 温度差はメーカー条件での数値で、実際の室温差とは別物
- アルミ系は光を通しにくく、室内が暗くなりやすい可能性がある
こんな人におすすめ
小窓や、西日が特にきつい一部の窓だけ対策したい人向けです。事務所の大きな窓全体には、サイズが合いにくいでしょう。
テイジン レースカーテン 2枚組 ホワイト 日本製 遮熱 UVカット 外から見えにくい プライバシー 節電 冷房効率
View on Amazon →
日本製のホワイトレースで、遮熱・UVカット・プライバシー配慮・節電をうたう2枚組です。素材メーカー名が明示されている点が安心材料です。
良い点
- 外から見えにくく、遮熱も狙える
- 日本製で、素材メーカーが明確
- 白で、オフィスの内装にも合わせやすい
気になる点
- サイズ展開は商品ページでの確認が必要
- 他のレースと比べて、価格帯が上位寄りになりやすい
こんな人におすすめ
来客の目に触れる窓や、品質と見た目を重視する事務所向けです。長く使う前提で選びたい人にも合います。
用途別・目的別の選び方
- 初心者・まず1窓で試したい人: 幅100cm×2枚組のカーテン研究所が扱いやすい。遮像で視線対策もできる
- コスパ重視・窓の数が多い人: クモリの幅100cmタイプ。枚数で調整しやすく、洗える
- 広い窓を少ない枚数で覆いたい人: クモリの幅150cm(1枚入)が合う
- 見た目や品質重視の人: テイジン。受付や応接など、人目に付く窓向け
- 西日が強い小窓・一部の窓: グラススクエアのアルミ遮熱
- 仮眠室・映像用の会議室: Hansleepの1級遮光
よくある質問
Q. オフィスの窓に遮熱カーテンを付ければ、冷房は不要になりますか?
不要にはなりません。遮熱カーテンは、日射の熱を室内に入れにくくする補助策です。SNSでも、猛暑では室温があまり下がらないという感想があります。冷房と併用して、効きを助ける使い方が現実的です。
Q. ブラインドがある窓に、レースカーテンを重ねてもよいですか?
重ねて使う人は多くいます。ただし、取り付け位置やレールの有無を先に確認してください。賃貸ビルでは、窓まわりの加工に管理者の許可が要る場合もあります。
Q. オフィスで使うカーテンは、防炎でなくても大丈夫ですか?
建物の用途や、地域の消防の規定によって異なります。防炎表示が求められる場合もあります。今回の商品名からは確認できないため、購入前に商品ページと、ビル管理者のルールを確認してください。
Q. 閉め切ると風が通らず暑いと聞きます。どう対策すればよいですか?
窓を開けられないオフィスでは、サーキュレーターで空気を動かすと効果的です。カーテンは日中の日射が強い時間だけ閉め、それ以外は開けるなど、運用を工夫しましょう。
Q. 遮熱レースは、どれくらい洗えばよいですか?
商品の洗濯表示に従ってください。人の出入りが多い場所では、ほこりや手あかで汚れやすくなります。洗える商品を選べば、定期的な手入れがしやすくなります。
まとめ
オフィス用の遮熱カーテンは、次の5点で選びます。
読者タイプ別の結論は次のとおりです。
- 広い窓を少ない枚数で覆いたい人: クモリの幅150cmタイプ
- 窓の数が多くコスパ重視: クモリの幅100cmタイプ
- 視線対策もしたい人: カーテン研究所
- 見た目と品質重視: テイジン
- 小窓の西日対策: グラススクエア
- 仮眠室・映像用の部屋: Hansleep
遮熱カーテンは、冷房やサーキュレーターと組み合わせて、効果を引き出しましょう。